複写機(コピー機)の性能向上とイメージスキャナー、PCソフト、プリンターの進歩により、重要書類等が偽造・複製され、不正に使用されるという犯罪が多発しており、ターゲットとなる企業や自治体の社会的信用が脅かされています。
パソコンやコピー機・スキャナーなどのデジタル機器を悪用した「偽造」事件を防止するために、「潜像文字」といわれる文字列を原本では見えないように印刷し、複写された時にくっきりと浮き出させることができる印刷技術です。
これにより、商品券や有価証券の偽造や、病院で発行された処方箋の偽造・複製などの不正行為を防止します。
処方せんを偽造・変造することは違法行為です。
自分に発行された処方せんなのだからといって自由ではなく、これに手を加えることは違法行為になります。
コピーした処方せんを薬局に提出することも違法行為です。
刑法第159条(私文書偽造等) | 3月以上5年以下の懲役 |
刑法第161条(偽造私文書等行使) | 3月以上5年以下の懲役 |
パソコンやコピー機・スキャナーなどのデジタル機器を悪用した「偽造」事件を防止するために、「潜像文字」といわれる文字列を原本では見えないように印刷し、複写された時にくっきりと浮き出させることができる印刷技術です。
これにより、商品券や有価証券を偽造して現金化することや、病院で発行された処方箋を偽造・改ざんして、薬品を多く入手し、ネット上で販売する不正行為を防止します。
<偽造防止印刷活用例>
■各分野共通
コピー不可資料 提案書 見積書 注文書 契約書等 |
■メーカー
保証書 検査書類 規格書 各種機密書類等 |
■病院・医療機関
処方せん 個人データ出力用紙 カルテ 診断書等 |
■金融機関
残高証明 ATM明細用紙 担保預かり書 証券 領収書等 |
■自治体
各種証明書 (印鑑証明、住民票、納税証明等) ■学校 各種証明書 (卒業証明、卒業見込証明、成績証明等) |
偽造防止印刷の活用事例 |
■映画の試写会鑑賞券
■処方せん
隠し文字の処理を施すのが一般的ですが、ご希望により隠し文字のほかに
ロゴマークやパターンを入れることも可能です。
※複写幾の機種、メンテナンス状況によりコピー結果には差が生じることがあります。